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社長挨拶

代表取締役会長眞鍋雅彦

富士建設株式会社は、詫間町で大工業を営んでいた創業者が、昭和27年9月26日に『真鍋工務店』として設立。以来、総合建設業という分野において着実に成長を遂げてきました。(昭和28年12月18日、『富士建設株式会社』に組織変更。)

また一方では、名勝『中津万象園』の維持保全というメセナ活動や、清掃ボランティア、1500区画を超える宅地・店舗等開発を通じた街づくりなど地域発展活動も長年続けてきました。

我が社の歴史を貫いてきた、「地域の発展への寄与」と「地域貢献」という二本の柱。
この「地域の発展への寄与と貢献意識を同時に持つこと」の大切さを教えてくれたのは、詫間町出身の故・田村実造先生(京都大学教授)でした。この出会いが、中津万象園の修復や2基の木造五重塔の建設へとつながり、創業者はそれらを通じて「仕事だけで文化を知らないことはさびしいことだ」「企業は個人で財を貯めるためでなく、得た利益を地域に還元すべきだ」という考え方を吸収していったのです。

富士建設には、「建築は文化なり」という言葉があります。「『文化の集大成』である建築に携わる以上、街・地域・社会・日本・文化・未来のことに本気で向き合うことのできる会社でなければならない」という思いは、今も変わらず我が社の根底を流れています。

人と人とのつながり、心と心のつながりを大切に、これからも“富士建設らしく”、歩む所存ですので、何卒今後共ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役会長 眞鍋 雅彦

代表取締役眞鍋有紀子

眞鍋 有紀子

富士建設の責務は、【良い建築】をつくること。
そして、【良い建築】とは、「社会・文化・風景・人生・生活を変える力がある」建築のこと。

もっと心豊かな生活を。
更なる社業の伸展を。
美しい故郷の風景を。
そして、より豊かな日本の文化を。

私たちは、建築にはそれを叶える力があると、心から信じているのです。

ただ、どれほど素晴らしい『作品』ができたとしても、係わったすべての人が、「富士建設で良かった!」と心から言える環境をつくれなければ、【良い建築】にはなりえません。

施主、設計者、施工者、そして専門業者のすべてが建築を通じてチームとなり、互いへの信頼、尊敬、そして、相手の可能性を心から信じ、愛情をもって係わり合うことができたとき、建物は必ず、未来を変える力をもち、熱を放ち始めるはずなのです。

これからやってくる30年は未曽有の時代と言われていますが、建築に、社会や文化、風景、人生、生活を変える力があるならば、地域を元気にすることだって、きっとできるはず。

いずれその時がやってくれば、まちを豊かに小さくしていくことも、私たちの役割なのかもしれません。

富士建設は、建築には未来を変える力があることを、信じています。

そして、そこにはいつも必ず、「建築が好き」という想いで結ばれた、明るい未来を見つめる同志たちがいるはずです。

【良い建築】は、社会を豊かに変えていきます。それが、富士建設の使命です。

富士建設株式会社 代表取締役 眞鍋 有紀子