まちを廃墟にせずに、美しく小さくしていく。
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「幸せな人口減少プロジェクト」(仮称)を、もやもや考えています。
このテーマで考えなければいけないことは、ホントにたくさんあると思うけれど、
中でも「まちを廃墟にせず、美しく小さくしていく」ことを、みんなで考えたいなあ、と。
これからどんどん増える!と社会問題になっている「空き家」「空き地」。
経済活動につながる空き家・空き地の利活用についてはあちこちで話題にされていますが、
むしろ、利活用が困難な空き地・空き家の方が、多いのではないかと感じているのです。
であれば、空き地・空き家を「荒れ地」「廃墟」にしない、という取り組みが始まっても良いのでは?と考えています。
私が今切り口として考えているのは、「人口減る→空き家増える→有効活用無理→解体する→空き地になる→荒れ地になる、の流れをストップしたい。具体的には、空き地≠荒れ地にする」なのですが・・・。
「じゃあ、どうするの?」に対して、実は、わたしは、空き地→荒れ地にするんじゃなく、豊かな草むらにしようぜ!と思っていました。(笑。なんせ、草好きなので。)
豊かな草むらってつまり、摘み草するような草むら。
人口が減って、過疎化が進んで・・・。
荒れ地の中にポツンと住むのはいやだけど、豊かな草むらの中にポツンと住むのは、一昔前の日本に戻るだけで、不幸じゃないがする!!
で、それを建物解体時に仕込むことで、促成栽培できんかナ・・・などと思っていました。
そこで、親しい皆さまならお馴染みの、この手描きのメモをみんなに送ってみたら・・・。
わー、同じようなことを課題に感じとるひと、よっけおった!!!!!
わたしは単に「豊かな草むらにしよう!」としか思っていませんでしたが、「子どもの遊び場の回復としての必要」といってくださったMさん。
そして、地元にある素材を活かして、すぐに実現への可能性を考えてくれたTくん&Oさん。
おまけに、専門的な知識を有したひとまで、見付かっちゃいました!
実は、多面的な検証やアプローチが必要なこの取り組み。
仲間ができれば、実現に向けて歩き出せそうです。
たぶん、各地域ごとに、この“豊かな空き地”モデルは異なると思います。
もともと土が肥えていたか?とか、日当たりとか、色々な与件もある。
用途というか将来像(「子どもの遊び場にふさわしい空き地」「将来的に森にしていく空き地」「摘み草できるピクニック用空き地」・・・etc)によっても違うはず。
都市計画ならぬ【里山計画】ともいうべきかナ???
ご興味のあるかた、いっしょにみんなで考えてみませんか??