リタイア後の男性もウロウロしたくなるようなまちづくり。(by安藤忠雄)
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2014年の新春に聞いた、百十四銀行さま主催の【安藤忠雄 講演会】のメモが出てきました。
安藤忠雄氏といえば、このところ話題の人になってしまった感もありますが、それを差し引いても、おそらく建築家としての知名度はダントツでナンバー1ではないでしょうか??
「安藤忠雄が好き」というとミーハーに聞こえるから言わない・・・という設計者さんもいるほどです(笑)。
さて、その時のメモ。
個性的な発想と言動で知られる安藤氏、建築を材料に採りながらも清々しいほど勢いに満ちた、気持ちの良い講演会だった記憶がありますが、今見てもハッとする言葉が並んでいます。
列記してみると・・・
・新しいことを考えるには、勇気と元気がいる。好奇心のレベルアップを
・リタイア後の男性もウロウロしたくなるようなまちづくり
家の中で満足が完結して良いのか?家の中に幽閉されない
・自分の原点をつくる。それが、うまく行かなかったときに帰れる場所、見直せる場所になる
・夢と現実のギャップが大きいのは面白い。なんとかなる範囲は面白くない。
ギャップを埋めるには努力がいる。努力は当たり前!それが面白い。
・不自由、快適じゃない?・・・それも楽しめ!
・不必要な甘えを許すな!甘えるな!そんなやつはもうイイじゃないか
・挑戦、勇気、緊張感、教養、そして野生。・・・そして、いつもと違うこと、人と違うこと。意地。
好奇心を持て!
情熱を持て!
楽しめ!
努力しろ!
もっとやれる!と思える気がしてきました。
“リタイア後の男性もウロウロしたくなるようなまちづくり”なんて、
素敵なコンセプトだと思いませんか(笑)?