みんなで銘建工業さんへ研修に行って来ました
| 富士HD互助会
10月21日、富士ホールディング互助会の行事として、協力業者の皆さま(希望者)と一緒に『里山資本主義』の“真庭モデル”で一躍有名となった、銘建工業さんへ研修に行って来ました。
「木質構造材」(強度計算のできるエンジニアードウッド)と「木質バイオマス」の二本柱の事業で未来を切り拓く銘建さん。
なんと、1984年からすでに木質バイオマス発電に着手していたそうで、「流行り」ではなく、着実に経営哲学に裏打ちされた事業展開ならではの自信と誇りを感じました。
数年前にはマダマダ先の話でしょ?…だった高層木造建築ですが、今年の4月に各方面の法整備も完了。
一般的にCLT構造で建物が建てられる最低限の体制は整ったそうです。
当初の頃の、実験棟の延長線上にあったようなカタマリ感、濃い密度からくる圧迫感は消えて、奈良のぷろぼの福祉ビル、高知県森林組合連合会事務所ビル、ホテルサンライズCLT棟、ハウステンボスのスマートホテル、つくばCLT実験棟など、デザイン的にも違和感のない、美しい建物が日本にも誕生しつつあるようです。海外では、鉄板の代わりとして土木分野での使用もあるのだとか。
これからが楽しみな素材ですね-!うちも何か建てたいものです♪
(CLTを一部利用した建物は、現在施工中の案件にもありますが)
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!